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facebook

評価:
ベン・メズリック
青志社
¥ 1,680
(2010-04-06)

JUGEMテーマ:読書
世界中で急成長している世界最大のSNS facebookの創業から2年程度の出来事を物語形式で紹介する本。創業者のハーバード大学生にして天才プログラマーのマーク・ザッカーバーグにフォーカスしているというよりは、彼の周辺の人たちからみた視点になってます。(マーク自身にはインタビューを何度も断られたと冒頭に書いてあります。)創業者マークは、ギーク(日本流に言うとオタク?)で何を考えているかよくわからない、かつ、冷徹な男のように描かれています。このあたり、最近同じく急成長しているグルーポンの社長とは正反対のように思いました。
2003年当時、大学二年生のマークはハッキングと学生寮への忍び込びでハーバードのサーバーにアクセスして全学生の写真データをかき集めハーバードの女の子を格付けするようなサイトを作り上げ、多大な非難をうけます。すぐにサイトを停止しますが、彼は非難をうけたことよりもこのようなサービスへの関心の高さを再確認し次のビジネスに活かそうとします。マークは同じユダヤ系のハーバード大学生で投資で一儲けしていたエドゥアルドと知り合い、エドゥアルドの出資によりfacebookを始めます。ただ、創業直前にハーバードのウィンクルボス兄弟からSNSによる出会い系サイトの構築を引き受けていたため、その兄弟から訴訟されることになります。facebookは瞬く間に会員数を増やし、対象もハーバード大から徐々に増やしていき、ベンチャー企業として最大の注目を浴びるようになります。やがてマークはベンチャーキャピタルと直接付き合いそのきらびやかな世界に入っていくことで共同創業者のエドゥアルドとも関係がギクシャクし、つにはエドゥアルドもはじき出されてしまい、訴訟を起こすことになります。そうやってまわりは振り回されながらも、マークは一考に気にせずfacebookに打ち込み続けている というところで本書は終わります。
本書で描かれるfacebookの創業ストーリーには特に戦略性といったものがなく(実際、女の子と知り合うためのツールのつもりだった)、何か教訓めいたものや、ワクワクするようなものは感じませんでした。”SNS的な考え方”のヒントが得られると思っていただけに、単純で若干読みにくいストーリーにがっかりした感はあります。個人的には、facebookやそれに類するミクシィ・グリーが世の中を変えるほどのものとも未だ思えない、つまり、あくまでコンテンツであって確たるインフラにはなっていないように感じています。
考えてみれば、windows95が出て15年たってもこうやって次々と新しいサービスが登場している中で、まだまだこの手のSNSを評価するには早いといったところでしょうか。早晩、淘汰され生き残ったサービスは今のヤフーのようによくアクセスするけど、可もなく不可もなく といったものになっていくような気がしています。
とはいえ、以前、『BUZZ革命』をレビューした時に感じたようにソーシャルネットワークビジネスが既存のビジネスを飛躍させるツールとなるのは間違いないと思うので、これから注目し続ける必要はありますね。

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